厚労省が進めるオンライン診療の資格は早めに取得すべきです。
非常勤の求人でもオンライン診療の案件はチラホラ見かけますが、今後どんどんオンライン診療という医療形態は増えていくことが予想されます。
厚労省の2020年のオンライン診療の指針の改定により現在はオンライン診療をするには厚労省の研修を修了していることが必須となっています。
オンライン診療のこれまで
本邦でオンライン診療が保険診療として認められたのは2018年になります。
通信技術が発達し自由診療が基本のアメリカでは1990年代から遠隔診療、オンライン診療の取り組みを始めていることを考えるとこの分野でかなり日本は出遅れていると言えます。
コロナでの需要の高まりも受けてアマゾンやグーグルといった名だたるメガテックがデジタルヘルスの分野に本格参入してきていることを考えると今後この分野がどれだけ伸びることが期待されているかわかると思います。
出遅れている日本ですが2020年の指針の改正により大きな変化がありました。
初診でのオンライン診療解禁
それは初診でのオンライン診療の解禁です。(オンライン診療の範囲で認められる場合のみ)
これまでは再診のみであったことを考えると大きな進歩と言えます。
おそらく市場の需要の拡大に伴ってオンライン診療は少しづつ適応が拡大していくことが予想されます。
メンタルヘルスなど分野によってはオンライン診療が主流になる分野も増えてくるかもしれません。
オンライン診療の資格の義務化
オンライン診療の適応の拡大とともに行われたのがオンライン診療の資格化です。
現状ではオンライン診療を保険算定するには厚労省のオンライン診療研修を修了していることが求められます。
いまのところ厚労省のホームページ
オンライン診療 研修申し込み https://telemed-training.jp/entry/entryより簡単に研修申し込みを行えます。
すべてe-learningで終了できるので比較的お手軽です。
こういった資格は資格取得者が十分に増えると取得基準が難しくなることが世の常ですから早めの取得をお勧めします。
では、また。