【初期研修医】研修病院の選び方のススメ

  • 2019年10月10日
  • 2019年10月10日
  • コラム
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研修病院選びって難しいですよね。

初期研修病院を選ぶときってまだ臨床経験もなければ何科に行きたいかもはっきりしない人が多いと思います。

定番は待遇面や手技など

1.待遇(給料がどんなもんか)

2.手技や仕事がどれくらい研修医に任されるか

3.QOL(休みがどれくらいとれるか、何時終わりが多いか)

などは定番ですかね。

実際のところは見学などに行って情報を手に入れないとわからないと思います。

収入や休みのことはききにくいかもしれませんが自分の適性や経済状況もあると思うので見学に行ったらここらへんの質問は遠慮なく聞きましょう。

できれば2年目の先生に聞いたほうより正確な情報を手に入れられるでしょう。

手技に関しては専門研修が始まれば嫌でも必要な手技は身につくのでどちらでも良いと思いますが、できるに越したことは無いなと思います。

もっと具体的な視点でポイントを考えていきます。

ここからは自分の体験やほかの人の話を聞いて思いつくところを整理してみたいと思います。

1.自分が選択肢として考えている科がアクティブである

医学生のうちでもなんとなく、耳鼻科に興味があるとか、内科系かなとかマイナー外科かなとかなんとなく志望はあると思いますが、まず志望科がアクティブでないor存在しない病院は選択肢から外した方がよいです。

専門的な研修は後期研修医でやればいいので別に長期間その科をローテーションする必要はないと思いますが、できれば短期間でも将来の志望科はまわったほうが良いです。

仕事内容が想像と違うってことはあります。

医師は専門科が分かれるだけでお互いどんな仕事をしているか実は全然理解していないのが現実です。

アクティブであることも重要です。

病院によって働き方にかなり差があるのは確かですが、標榜科はあっても常勤の医師はほとんどいなくて非常勤で外来メインとかだと自分がその科に入った時どんな感じの仕事していくかのイメージはあまりできないかもしれません。

2.うわさになるレベルの「やばい」先生がいない

指導熱心だったり噂になるくらいいい先生も多いですが、ごく少数ですが「やばい」先生もいるのは事実です。

病院見学にいったらそういう情報もさり気なく手に入れられると良いでしょう。

○○科の部長は研修医にやたら厳しいから○○科は不人気だなんていうことはよくあります。

研修医が一番お世話になるのは救急外来だと思いますが、救急担当の先生が曲者だったりすると結構大変かもしれません。

指導医との相性は指導される立場の研修医としては非常に大事です。

噂になるくらいの先生がいたら研修はストレスフルになるかもしれないので一考の余地ありです。

2つの視点を解説してみました。

悩んでいる人やこれから見学する人は少し参考にしてみて下さい。

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内科の医師をしておりますドクトルめがねです。最近は研究にも足を踏み入れてしまいました。 学びを言語化する場としてブログを書いています。内科医の夫(ドクトルめがね)と外科医の嫁(よめぽん)の奮闘劇漫画も随時アップしていきます。

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