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ドクトルめがね

  • 2019年7月29日
  • 2019年7月29日

経腸栄養でよく困る下痢による不耐性。食物繊維が有効かもしれない

重症患者の管理において意識障害や人工呼吸器の使用などさまざまな理由から栄養の投与経路として胃管などの経管栄養を避けられない場合があります。 経管栄養を使う場合によく問題になるのは下痢などの経腸栄養への不耐性による症状です。 経腸栄養の不耐性に対して食 […]

  • 2019年7月27日
  • 2019年10月20日

【国試の解説・消化器・第113回医師国家試験D43】イレウスは基本さえおさえればよい。胆石性イレウスとは

82 歳の男性。頻回の嘔吐を主訴に救急車で搬入された。10年以上前から胆嚢結石症と診断されていたが無症状のため経過観察となっていた。昨日の昼食時に食物残流が混じった嘔吐が2回あり、夕食は摂取しなかった。深夜になっても嘔吐を3回繰り返したため救急車を要 […]

  • 2019年7月22日
  • 2019年8月17日

原因不明の血尿?ナットクラッカー症候群(左腎静脈捕捉症候群)を理解する

血尿や背部痛の原因のひとつナットクラッカー症候群(左腎静脈捕捉症候群症候群の別名)について解説していきます。 よく出る症状を確認しよう 症状としては血尿、起立性蛋白尿、腰背部痛、骨盤内うっ滞症候群、精巣静脈瘤などがあります。 幾つかの症状がありますが […]

  • 2019年7月15日
  • 2019年7月22日

【国試の解説・救急・第113回医師国家試験F29】外傷患者のマネージメントは〇〇に気をつけろ

外傷患者で診断を確定するために、単純CTに造影CTを追加することが最も有用なのはどれか。 a 気 胸 b 脳挫傷 c 脾損傷 d 肋骨骨折 e びまん性軸索損傷 第113回医師国家試験F29 救急外来で必ず出会うであろう外傷患者のマネージメントについ […]

  • 2019年7月14日
  • 2019年7月15日

【国試良問の解説・内分泌・第113回医師国家試験F44】Refeeding syndromeに気をつけろ。低栄養患者の管理を覚えよう

22歳の女性。摂食障害と筋力低下のため救急車で搬入された。 18歳で失恋を契機に食事制限を開始し、摂食量および体重の減少が止まらなくなり、自宅近くの精神科に通院中であった。筋力低下のため自宅で身動きがとれなくなり、救急車を要請した。月経は 3年前から […]

  • 2019年7月7日
  • 2019年10月16日

【国試の解説・救急・第113回医師国家試験F57】心肺蘇生法(CPR)の基本はガイドラインにあり

64歳の男性。心停止のため救急車で搬入された。職場で突然倒れたため、同僚が救急車を要請した。救急隊到着時に隊員により心停止が確認され、心肺蘇生が開始された。現場で救急隊員により AEDを用いて電気ショックが実施された。胸骨圧迫ならびにバッグバルブマス […]

  • 2019年7月6日
  • 2019年7月15日

【国試の解説・神経・第112回医師国家試験G49】脱力の原因は?利尿薬の副作用を確認せよ

55歳の男性。下肢脱力発作を主訴に来院した。1か月前から時々朝起床時に両下肢に力が入らないことがあったが、数時間で回復していた。今朝も同様の脱力があり、昼を過ぎても回復しなかった。高血圧があり、他院でサイアザイド系降圧薬を3か月前から処方されている。 […]

  • 2019年7月4日
  • 2019年12月19日

【国試の解説・腎臓・第113回医師国家試験C31】腎代替療法を整理しよう。腹膜透析のポイントがわかるか

70 歳の男性。腎機能低下のため来院した。 20 年前から健診で尿蛋白と尿潜血を指摘されている。 5年前から腎機能低下を指摘された。 2か月前の定期検査で腎機能がさらに低下していたため、腎代替療法の準備を勧められて受診した。 55 歳時に急性心筋梗塞 […]

  • 2019年6月28日
  • 2019年7月15日

【国試良問の解説・救急・第113回医師国家試験B11】Sepsisの定義をおさえよう。q-SOFAの誕生から学ぶ

救急外来を受診した感染症が疑われる患者で敗血症の存在を考慮する評価項目として、意識レベルとともに有用なのはどれか。 a 体温と脈拍 b 体温と血圧 c 脈拍と血圧 d 脈拍と呼吸数 e 血圧と呼吸数 第113回医師国家試験B11より引用 q-SOFA […]

  • 2019年6月19日
  • 2019年7月6日

【漫画】本日発売日

今日はゴールデンカムイの発売日ですね! 施設ごとにも結構違いますが、大学病院なんかは教授を頂点としたピラミッド構造があります。白〇巨塔よろしく、回診の時は若手や研修医がひーひー言いながらプレゼンしていることが多いです。(患者さんには迷惑かもしれません […]

>身近なわかりやすさ、おもしろさ

身近なわかりやすさ、おもしろさ

内科の医師をしておりますドクトルめがねです。最近は研究にも足を踏み入れてしまいました。 学びを言語化する場としてブログを書いています。内科医の夫(ドクトルめがね)と外科医の嫁(よめぽん)の奮闘劇漫画も随時アップしていきます。

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